ガソリンと軽油の誤給油してしまった場合はどのようにすればいいのでしょうか。愛車を手間なく、高額査定をもらう方法とは?
JAFの出動回数でも2ヶ月で258件も起きています。
ガソリンと軽油の燃料の誤給油は身近にある車のトラブルです。
最近は有人のガソリンスタンドも減って自分で入れるセルフ方式になります。
もし燃料を入れ間違えても誰も指摘してくれません。
燃料を間違えた場合は正しい対処をしないと車に大きなダメージと修理代だけでなく危険な状態になります。
自分の車での油種間違いだけでなく普段乗らないレンタカーや借りている車の時は特に注意が必要です。
普段の癖でいつも入れている燃料を入れてしまう可能性があります。
目次
ガソリン(ハイオク)と軽油の違い
ガソリンは石油を熱して作られます。
30度から230度で発生する蒸気から作られますが、軽油は140度から380度と高温です。
ガソリンと軽油の主な違いは沸点です。
ガソリンエンジンはスパークプラグにより火花を起こしガソリンに引火させますが、軽油を使うディゼルエンジンは高い圧縮比によって燃料の温度をあげて自然発火する仕組みです。
全く異なる仕組みをもつガソリンと軽油を間違えた場合はどうなるのでしょうか。
ガソリンエンジンに軽油を誤給油した場合
黒煙が出て馬力が落ちる
エンジン停止
ガソリンエンジンに軽油を入れても、気が付かずにエンジンをかけてもいつも通りかかります。
理由はガソリンがエンジン内部に残っているからです。
そのまま走行していると異音が聞こえてきたり振動が起こります。そのうえで上記のようにノッキングの発生に繋がります。
エンジン停止までいくとエンジンの損傷はかなり甚大です。
ディゼルエンジンにガソリンを誤給油した場合
白煙が出て馬力が落ちる
エンジン停止
ガソリンエンジンに軽油を入れるよりもエンジンは大きなダメージを受けます。
ディゼルエンジンは軽油の潤滑を利用している機関になります。
誤給油した場合の処置
絶対にエンジンをかけないでください。
そのうえで整備工場で対応してもらいます。
方法としたら、JAFのなどのロードサービスを呼ぶかガソリンスタンドにスタッフがいたらすぐに相談してください。
整備工場での段取りはタンク内の燃料をすべて抜いて、タンク内の洗浄をします。
エア抜きが必要なケースもあります。
レギュラーガソリンとハイオクガソリンを間違えた場合
レギュラーガソリンを入れるところにハイオクガソリンを入れても問題はありません。
ただ逆にハイオクガソリンがメーカー指定の車にレギュラーを入れると故障の原因にもなります。
大抵の車は問題ありませんがトヨタの「2ZZ-GEエンジン」などはレギュラーガソリンを誤給油すると故障する可能性があります。
誤給油した場合の修理代
さきほどお話したタンクの洗浄の段階で済めば5万円以内で済みますが、エンジンに大きなダメージを受けた場合は故障箇所によっては30万程度の修理代になる可能性があります。
もちろんガソリンスタンドの店員による給油の場合は、ガソリンスタンド自体に請求することは可能ですが、ご自身で入れるセルフ式は自分で対応せざる得ません。
ただ、自動車保険の車両保険のうち、オールリスク型と呼ばれる自損事故でも対応する保険に加入している場合は突発的な事故として保険適用される可能性があります。
詳しくは加入済みの保険会社にお問い合わせください。
誤給油を起こさないための防止策
給油のノズルの色が「危険物の規制に関する規則」で定められています。
この色をしっかり確認することが大切です。
また高速道路のセルフ式ガソリンスタンドには誤給油防止装置がついている場合もあります。
今後は一般道にも普及してくるかも知れません。
ただ基本的にはガソリンと軽油の油種の違いを判断できてもレギュラーとハイオクは判断できません。
あとは、ご自身で「誤給油防止リング」を取り付ける方法もあります。
人に車を貸したりすることがある場合にはとても有効です。
価格も安いのでもし誤給油の修理代のリスクを考えるとすぐにでも実行しておいて損はありません。
アマゾンでも売っていましたのでリンクをおいておきます。
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ガソリンと軽油を誤給油した時の対処法と防止策:まとめ
いかがでしたか?
今回はガソリンと軽油の誤給油した場合の緊急対応策や防止策についてお話しました。必ず覚えていて欲しいのが間違えた時はエンジンをかけないことです。
タンクの洗浄をすれば解決するところがエンジンをかけてしまうと大きな修理代に発展します。
また、ご紹介した防止策もよければやってみてください。
最後までお読み頂きありがとうございました。
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