ディラーでは認定中古車を販売しています。
通常の中古販売店が販売してる中古車と何が違うのでしょうか。
認定中古車にはメリットがあるのでしょうか。
ディラーの認定と聞くだけで安心感がありますよね。
今回はディラーの認定中古車についてどんなメリットがあるか調べてみました。
今まであまり中古車を購入したことがない方、免許取り立ての方や、新車購入だけだった方に参考にしてもらえると幸いです。
目次
ディラーの認定中古車とは
認定中古車と認定がつかない中古車はどんなところに差があるのでしょうか。
販売店によって認定の基準はバラバラです。
走行距離、年式、その他のコンディションなどが優れている、一定の基準を超えているとメーカーが太鼓判を押した車と表現すると分かりやすいかもしれません。
メーカー以外でも認定中古車を販売しているます。
例えば、Goo鑑定やカーセンサーも認定中古車を販売していますが、この様なディラー系でない認定中古車は第三者機関の査定を通過した車に認定とつけて販売されています。
主だった中古車の第三者査定機関と言えばNPO法人JAAA(日本自動車鑑定協会)や JAAI(一般財団法人日本自動車査定協会)などが有名です。
普通の中古車は特に基準は決まっていません。
15万km超えた車両も、修復歴がある車両もご要望があれば販売しています。
認定中古車とはこの様なディラーや第三者が独自の審査基準を用いてそれを通過した車両に認定と付けています。
ディラーの認定中古車を購入するメリット
先程、ディラーの認定中古車について解説しました。
それでは認定中古車を購入するメリットはどんなところにあるのでしょうか。
認定中古車とはディラーなどの看板を背負った中古車であると言えます。
走行距離の基準や年式の基準もあるのでディラーの認定中古車は品質はが一定以上であることが言えます。
この認定の基準はディラーでそれぞれ違うので一概には言えませんがここではトヨタのT-Value(ティーバリュー)を例にだして考えてみたいと思います。
1年間走行距離無制限のロングラン保証が一番の特徴です。
すべての認定中古車(特例あり)にこの1年間の距離無制限の保障がついています。
その保証対象も走る止まる曲がるといった車の主要部品であるエンジンやステアリング、ブレーキだけでなくエアコン・カーナビなども対象になっています。
60項目5000部品が保証対象です。
ここまで保障がついているということは、整備不良の中古車を販売することはもちろんできません。
また、車両検査証明書を作成してすべてが5段階評価で分かるようにトヨタ認定者車両検査員が検査を実施しています。
街なかにある中古車は販売店によってその基準は変わります。
敢えて低価格で過走行車を扱っていたりもちろん、先程のトヨタのT-Value(ティーバリュー)並の品質の中古車しか扱わないお店もあります。
認定中古車のデメリットは?
先程は認定中古車のデメリットについてお話しました。
それがそのままデメリットの裏返しともなってきます。ディラーの認定中古車の高品質や保証の裏付けとして多くの交換部品や高い部品交換がされます。
厳しい認定中古車の基準を超えるためには当たり前のことです。
ただ、これは購入側にとってみたら認定中古車は高いといったデメリットにつながってきます。
また、高水準の品質を保つためにも、10万kmを超えた車や10年落ち以上の年式古い車の在庫も少なくなります。
中古車を購入しようとされる方にはそれぞれの予算や検討材料があると思いますが、新車までは必要ないが高価格でも品質の良い車両を探している方にとってはディラーの認定中古車は選択肢にはいります。
逆に、そこまでの品質を求めない、故障は困るが必要以上の整備はいらないと考えればディラーの認定中古車の中に希望する車を見つけるのは苦労するかもしれません。
ディラーで認定中古車を購入するメリットとは?まとめ
いかがでしたか。
今回はディラーの認定中古車のメリットやデメリットについて考えてみました。
これまでお話してきたように安心感で言えばディラーの認定中古車がベストです。
その反面、予算との兼ね合いになります。
予算を度外視して考えてしまえば新車が一番安心になってしまいますね。。
ディラー認定中古車の一番の安心感の根っこになっているのが先程トヨタのT-Value(ティーバリュー)の例でご説明した保証の部分です。
通常の中古車では保証がないことやあっても3ヶ月保証が多く見受けられます。
3ヶ月と言えば冬に車を購入するればエアコンの効きは確認できません。
やはり保証期間はながければ長いほど安心です。
逆にいえば、もし中古車選びに失敗して故障の多いハズレの車を購入してしまっても保証さえあれば安心です。